現在の半蔵門は皇居の出入り口のひとつとして使用されています。そのため一般の人たちは通ることができません。土橋の入口のあたりに柵のようなものがあって、ここを渡れないため、あまり近くからは見ることができません。
1871(明治4)年に渡櫓が撤去されたとされています。同じ年に撮影された古写真を見ると、高麗門をとおって右に曲がったところに渡櫓門があることがわかります。これをよく見ると壁がなくなって骨組みがむき出しの状態であり、ちょうど撤去しようとしているところなのかもしれません。その屋根の上には文字が書かれています。「渡リ門・・・・・・・・」とあって全部読むことができません。とても気になります。
高麗門は今でも残っているので、半蔵門を見るというのは、これを遠く離れたところから見るということになります。この高麗門は江戸時代から残っているものなのかどうかよくわからず、吹上門にあったものを移したとか、いや和田倉門にあったものだとか、諸説あります。
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旧江戸城半蔵門の高麗門 -
旧江戸城半蔵門の高麗門と半蔵濠 -
半蔵門前の土橋 -
半蔵門付近の半蔵濠 -
半蔵門前の土橋から見た桜田濠 -
半蔵門付近の桜田濠
現在、半蔵濠に接する細長い土地は千鳥ヶ淵公園として整備されています。公園ですから遊具があって、トイレもあって。普段はなんでもない公園ですが、春になるとたくさんの桜が咲いて、とてもきれいです。
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半蔵濠と桜 -
春の千鳥ヶ淵公園 -
千鳥ヶ淵公園の桜 -
桜と半蔵門 -
半蔵門と桜 -
半蔵濠の土塁に咲く春の花たち