千葉県の佐倉市にあった佐倉城は台地の上に築かれた城で、自然の地形が活かされているため、石垣はありません。空堀(一部は水堀)と土塁がよく残っているのですが、石垣を使用したものと比べるとわかりにくいかもしれないです。本丸には3層の天守があったと考えられています。
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水堀1 -
水堀2 -
姥ヶ池と三の門跡の間にある空堀 -
馬出し跡を囲む空堀 -
三の門跡前にある空堀 -
三の門跡 -
二の門跡 -
一の門跡 -
本丸跡に残る土塁 -
本丸跡に残る天守跡
佐倉城は現在では城址公園と国立民俗博物館として整備され、人々の憩いの場となっています。公園内は季節によって様々な花が咲き、私が訪れた2020年の7月には、ちょうど睡蓮(すいれん)の花が咲いていました。台地上にあるため坂道が多く、公園内を歩き回ると、とても良い運動になります。城門、櫓、天守などの建物は残っていないですが、自然に囲まれた公園として楽しめる場所です。
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城址公園の入口のひとつ -
姥ヶ池の睡蓮 -
睡蓮の花 -
姥ヶ池の脇から竪堀の跡を見上げる -
国立歴史民俗博物館